駅からお寺への道は、城下町の面影が残る門前町である。境内に入ると大門から中門に石畳の右にささやかに流れる川は「粉河」、寺号の由来になっている。
殺生を悔いてこの地で庵を結んだ大伴孔子古(おおとものくじこ)のもとを訪れて千手観音像を刻んだ童男行者が、実は観音の化身であったと言い伝えの話がある。
鎌倉時代は、七堂伽藍、550坊という広大なお寺だった。当時とはかなり縮小しているが今なお多くの塔頭が残る。
周辺の美しい風景と名刹を楽しめます。
第三番 |
粉河寺(こかわでら) |
宗派 |
粉河観音宗(総本山) |
開基 |
大伴孔子古 |
御本尊 |
千手千眼観世音菩薩 |
創建 |
宝亀元年(770) |
住所 |
和歌山県紀の川市粉河2787 TEL0736・73・4830/3255 |
交通 |
JR和歌山線粉河駅下車、商店街徒歩20分 阪和自動車道和歌山ICから約21km |
参拝 |
無料。本堂内陣300円 8〜17時 |
★豊洲の里
★粉河香
★粉河寺みそ
★かに井土産物店
ご詠歌 |