13.石光山 石山寺 (いしやまでら)

 
天然記念物の硅灰石の大きな岩盤の上に立つことから寺名の由来がある。古くから霊地とされ、本尊如意輪観音は秘仏、安産、厄除け、縁結び、福徳などにご利益があり、現在でもパワースポットとして人気がある。

平安時代より「石山詣」が流行し、天皇や皇族から庶民まで崇敬があり、源頼朝、足利尊氏、淀君などの支援を受けている。

国宝の本堂には、紫式部が7日間参籠し、湖面に映える十五夜の月を見て「源氏物語」の構想を得たという伝承があり、「源氏の間」が設けられている。


第十三番

石山寺(いしやまでら)

宗派
東寺真言宗

開基

良弁僧正
御本尊

如意輪観世音菩薩
創建
天平19年(747)
住所
滋賀県大津市石山寺1丁目1−1
TEL077・537・0013
交通
京阪石山坂本線石山寺駅下車後、徒歩10分
名神高速道路瀬田西ICから2・6km瀬田東ICから3km
京滋バイパス石山ICから約1・5km
参拝
500円
8〜16時

 

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しじみめし

 

 

 ご詠歌

 後の世を 願ふ心は かろくとも 仏の誓ひ おもき石山

のちのよを ねがふこころは かろくとも ほとけのちかい おもきいしやま